校正用高さマスターゲージの設計制作事例
<お客様からの相談内容>
「お世話になります。御社の形状深さ同時測定器(六角形状)を使用しております。大変効率が良くて、生産ラインの必需品となっております。
今度、弊社の測定器の定期校正をおこないますが、測定器が正確な数値であるかどうかの校正をしなければいけません。そのため、形状深さ同時測定器の校正を御社に依頼したいのですが、現場で必需になっていますので、可能な限り短期で進めたいと考えています。御社からご提案等がございましたらお願い致します。」というご相談をいただきました。
(株)ファムはお客様のご相談内容に合った提案を第一に考え、問題を解決します。
<(株)ファムの対応>
上記のご相談を受け、弊社では2つの案を考えました。
1つ目は、お客様が希望された測定器を弊社で校正し、実働10日で返却する案です。
2つ目は、左図の『校正用高さマスターゲージ』を提案しました。『校正用高さマスターゲージ』の内容としましては、 各段差の距離で、インジケータ本体が正確な数値であるかどうかを確認できます。また、刻印されている実測値と比較することで、作業者が一目で合否判定ができ、形状深さ同時測定器が正確な数値であるかどうかをお客様で校正できるといった内容です。
上記の2案の内容をお客様に提示しましたところ、2つ目の『校正用高さマスターゲージ』の内容にご納得いただきご発注いただける事となりました。
納品後、お客様からは「生産ラインに影響がでないよう考えていただいてありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。」と、大変ありがたい御言葉を頂戴しました。 ㈱ファムでは、 お客様のご要望に合わせた測定器やゲージの設計・製作を行なっております。
検査・測定にお困りの場合は、是非お気軽にお問い合わせ下さい。